クジラスイム ~ザトウクジラと夢の遭遇

毎年冬になると、沖永良部島にザトウクジラがやってくると聞きつけ、島でザトウクジラスイムを実施しているダイビングショップ・沖永良部島むがむがダイビング・河本さんにさっそく電話取材してみました。

ザトウクジラ テール(尾ひれ) 写真提供:むがむがダイビング

ザトウクジラ テール(尾ひれ) 写真提供:むがむがダイビング

-毎年沖永良部島は、冬になるとザトウクジラがやってくるのですか?
はい。だいたい1月頃から海中でザトウクジラの鳴き声が聞こえてきて、3月ぐらいまで見られる年が多いですね。沖縄や南西諸島の海域で子育てをするようです。クジラが増えてくると、海中は泣き声でうるさいぐらいの時もありますよ。

-本当ですか!凄いですねー、どんなクジラが見られるのですか?
ザトウクジラです。体長は10メートル前後で、昨年は雄2頭や母親クジラと子クジラが見られました。どんなクジラに出会えるかは時の運です。

-河本さんが島でクジラスイムをはじめられたのはいつ頃からなんですか?
僕のお店では2009年に調査を始め2011年から本格的にスタートしました。島では以前から冬の風物詩として、島の人たちの間では当たり前の存在でしたが、観光の方やダイバーに向けたツアーを開始したのは、初めてのことで2011年です。安全に、そしてクジラが毎年来てくれるようガイドライン作成も行いました。

-なるほど。ザトウクジラの存在が「当たり前」なんて、なんだか素敵な響きです。
そうですね。あまり「観光地」っぽくはないところが魅力でもありますね。

-そうですかー。それでは具体的に沖永良部島のツアーに参加方法など、教えてください。
クジラスイムに関しては、当店に空き状況を確認してからご予約ください。沖永良部島のツアー(航空券予約・宿泊予約)は当店と提携の旅行会社か、沖永良部島の旅行会社で手配するのが簡単です。日程に余裕がある方は、沖縄からフェリーで来ることもできますので、ご自身で手配することもできます。
昨年は震災の影響で不安な日が多くありましたが、沖永良部島は本当に平穏なのでたくさんの方にお越しいただき、ホッとしたり、思い切り海を楽しんでいただきたいと感じています。

ザトウクジラ テール(尾ひれ) 写真提供:むがむがダイビング

ザトウクジラ テール(尾ひれ) 写真提供:むがむがダイビング

-ザトウクジラ以外では、海で見られるものなどあるのですか?
もちのろんです!12月~4月、年によってはGW明けぐらいまで圧巻のNHKでも紹介されたギンガメアジのトルネードや、イソマグロの群れなど、冬から春まで陸では考えられないくらい海中はにぎやかですよ!

-へぇー!ザトウクジラ以外にも凄いんですね。なんだか夢がふくらんできました。今日はどうもありがとうございました。

えらぶナビ.com管理人も、ザトウクジラの巨体・雄姿をみることができたら、今年1年は幸せにすごせそうな予感がしてきました。みなさんも出かけてみませんか?

えらぶナビ.com、冬のおすすめツアーでした。詳しい情報は、リンクを張っておきますので、チェックしてくださいねー

沖永良部島むがむがダイビングhttp://www.mugamuga.com/

沖永良部島ツアーのお問い合わせ:

シーワールドトラベル山田海陸航空(株)
奄美航空ツーリスト 沖永良部支店
※上記の沖永良部島旅行代理店は、「むがむがダイビングを利用する」旨を先に伝えるとよりスムーズです。

クジラスイムご参加の前に

  • クジラスイムは、沖永良部島クジラスイム・ホエールウォッチング協会自主ルールに基づき実施する上記のショップをご利用ください。詳しくは沖永良部島むがむがダイビング掲載の内容をご確認ください。
  • クジラスイムは、シュノーケリングまたはスキンダイビングとなります。参加資格は、ダイビングCカード取得者となり、ダイビングCカードをお持ちでない場合は先にCカード取得講習・ダイビングスクール受講が必要です。
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